【光造形】#7-1 USB端子キャップ(設計編)

光造形
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 今回は実用編として、USB端子を保護する為のを立てる為のキャップを

設計・造形してみた事例を一つずつ作業内容毎に紹介していきたいと思います。

 本当に簡単な形状品ですが、ご参考になれば、幸いです(^^♪

造形データ

USB端子キャップ

 PC等へ接続するUSBケーブルにおいて、長期間放置していると端子内部に多少なり埃が溜まる場合があります。そこで、あまり使わないようなケーブルにUSB端子部分を保護するキャップを作ろうと思い、設計・造形する事にしました(*´з`)

 凝らなければ工数は余り掛けずに造れてしまう、光造形は日常生活で活用できる事がなによりの強みですね(^^♪

 という事で、早速設計から進めていこうと思います。

設計

3D CAD

 3Dデータ設計は、Autodesk社の「Fusion 360」の3DCADを使って設計していきたいと思います。こちらの3D CADは個人利用であれば無料で使用できる3DCADであり、操作性はかなり使いやすいものとなっております。

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採寸

 USB端子キャップを設計するにあたり、USB端子の各寸法を測っていきたいと思います。

幅や厚み、また引っ掛かりの寸法を確認しておきます。

設計

  USB端子キャップの採寸より、少しクリアランスを設けた形のイメージ図をメモなど下書きを行い、各部の寸法を書いていきます。各部位の適当な寸法が決まれば、早速3DCADで作っていきましょう。

 隙間寸法は各辺で0.5mm程度として、抜き差しがしやすいようざっくりに適当に設計してみます。

端子への挿しこみ具合や一度造形してみて、上手くいかない場合に寸法を調整し、再度チャレンジしていきましょう。
 このスケッチ図から「押し出し」ツールで箱形状の3Dモデルを制作します。

その後、引っ掛かりとしての突起や角Rをつけておいたら、一旦完成です。

 作成したモデルデータを”エクスポート”で「STL形式」で保存します。
(※造形する為にはSTL形式に変換する必要があります。)

今回は形状が非常に単純である為、設計や3Dデータ制作も簡単ですね(^^♪

次回では作成したデータから造形を進めていきたいと思います。

次回の記事

以上
ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました。
Special Thanks to YOU!

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