【光造形】#5-2 ゼネバストップ機構の製作(設計②)

光造形
①②③組付け状態
この記事は約4分で読めます。

前回に引き続き、駆動機構のゼネバストップ機構について設計・造形してみた事例を

一つずつ作業内容毎に紹介していきたいと思います。

 ※本ページは前回記事の続編となっておりますので、まだ見られていない場合は一度前回記事を御参照頂ければ幸いです)

参考記事


 ご参考になれば、幸いです(^^♪

 単純な駆動機構ではありますが、ご参考になれば、幸いです(^^♪

造形データ

ゼネバストップ

組立図

完成データは上記のものとなり、5つのパーツから構成されております。前回#5-1では、①円形ホイールの設計でしたので、続きの部品も設計を進めていきたいと思います。※詳しくは、前回のページもご参照ください。

設計

3D CAD

 3Dデータ設計は、例のごとくAutodesk社の「Fusion 360」の3DCADを使って設計していきたいと思います。こちらの3D CADは個人利用であれば無料で使用できる3DCADであり、操作性はかなり使いやすいものとなっております。

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設計

②×字ホイール

次は、②×字ホイールから設計していきます。早速3DCADで作っていきましょう。

上図のような寸法設定でまずは大まか作っていきます。四方の4つの円は円形ホイールと接する部分なので、4つの円が掛かる部位は押出をしません。

 円形ホイールのボスが挿入する溝を上図のように作ります。一か所出来れば、円形パターンで中心点を中心に90度毎にコピーする事とOK。後は中心に軸穴を設ければ、完成。

円形ホイールとの組合せでは上図のような状態になります。 

 ③軸A

 次に①円形ホイール側の軸となる部品を設計していきます。ここでは、前回作成した円形ホイールのモデルデータを元に作っていきます。

 

上図③-1で円形ホイールの底面をスケッチ面として選択して、③-2のように中央の穴を0.1mmオフセットして軸の線を作っていきます。軸Aを持って回せるようにしたいので、取っ手部位として③-3のように押出で伸ばしていきます。

  上図のように台座部分も書いていき、押し出します。

⑤のベースに挿しこむ足を上図のように書いて押し出し、足を作れば完成です。

①②③組付け状態

 軸部品は造形時にサポートが要らないよう設計出来れば尚良いですが、軸部品では少し難しいようです(;´Д`)。造形設定時にサポートの設定を行うことにします( `ー´)ノ。

 各部品の寸法は御参考頂きながら、各々微調整頂ければと思います。
(※駆動に関する重要部位を変えてしまうと、組み立て時に上手く稼働しない恐れがありますので、ご注意ください!)


 今回はゼネバストップ機構の設計②として解説致しました。

 次回も残りのパーツを同様に設計していきます!( `ー´)ノ

次回の記事

以上
ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました。
Special Thanks to YOU!

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