前回に引き続き、光造形で作った部品を用いてダイソー等 100均で販売されている「収納バスケット」をより便利に改造した事例を紹介していきたいと思います。
「収納バスケット」の改造部品として光造形にて「樹脂ベアリング」、「樹脂ボルト/ナット」、「蝶番」、また別途設計した「ワッシャー」、「ベアリングジョイント」を造形し、それらを組合わせて組立ててみた事例を一つずつ作業内容毎に紹介していきたいと思います。
※本ページは続編記事となっておりますので、まだ初回、前回記事を見られていない場合は一度各記事を御参照頂ければ幸いです)
参考記事
ご参考になれば、幸いです(^^♪
部品準備
購入品
組立に必要とする部材にて、100均で購入した物を上げていきます。
- 収納バスケット・・・・・・・・1個
- プラダン・・・・・・・・・・・1枚
プラダンは蓋に使用するので、収納バスケットの面積以上の物があれば、OKです。
造形品
組立に必要とする部材にて、造形で作った物となります。
- ベアリング・・・・・・・・4個
- ベアリングジョイント・・・4個
- 蝶番・・・・・・・・・・・2個
- ボルト・・・・・・・・・・12個
- ナット・・・・・・・・・・12個
- ワッシャー・・・・・・・・12個
上記の各部材が揃ったら、早速組み立てていきましょう!( `ー´)ノ
組立て
ホイールの組付け
- 収納バスケットにて、側面側にホイールを取り付けたいマスに、”ボルト”に”ワッシャー”を入れて通します。
- “ベアリング”の内側に”ベアリングジョイント”を圧入しながら、組付けます。
- 次に1.で通したボルトに2.のベアリングを通します。
- ”ベアリング”の反対の内側から、”ナット”をピンセット等で入れて止めていきます。(※写真は収納バスケットを通してない状態です)
ホイールが組付けられれば、他の3か所も同様に組付けます。
プラダン・バスケットのカット作業・蝶番の取り付け
- ”プラダン”にて、”収納バスケット”の蓋に合わせたサイズにカットします。この時、蝶番が可動出来るようなサイズでカットしましょう。写真のように取っ手部位も切り取り、また別に取っ手のサイズに合わせた板も作っておきます。(※この時に板は取っ手サイズより少し長めカットしておきます。)。 次に蝶番を取り付ける部位に穴を開けておきましょう。
- 次に1.で作った板と取っ手部位を写真のように重ねてテープで固定します。この時に板が写真のように少し飛び出す状態にしておきます。
- ”収納バスケット”も蝶番を取り付ける部位に、穴を開けます。また必要であれば写真のように縁の部分もカットしておきます。(※写真の収納バスケットは、蝶番の可動に縁が邪魔だったのでかっとしております。)
- ”蝶番”, ”ボルト”, ”ワッシャー”, ”ナット”を、2.と3.で作成した蓋と”収納バスケット”に取り付けます。
これで完成です!お疲れ様でした ^^) _旦~~
完成
『車輪』と『取っ手付きの蓋』を付け加えた収納バスケットの完成です!
車輪がついている事で手の届きにくい戸棚等に収納しておくと、取り出す時に非常に便利です!
また蓋は取っ手付きであり、取っ手を押し込むと蓋が開く仕様となり、簡単に開け閉めが出来ます!
少し手間ではありまjしたが、100均の収納バスケットが更に使い易くすることが出来ました!
今回は「収納バスケット」の組立・完成までまとめていきました。
作ってみたいと思われた方は、是非御参考に頂ければとても幸いです(^^♪
造形や組み立ててで、一発で上手くいくことはなかなか無いので、何度もCADで設計微調整をして、造形トライを繰り返す事が多くなりますが、うまく出来上がった時の喜びは大きいですよ(^^♪
これまで紹介してきた樹脂ボルト/ナットやベアリング等も他の製品等に活用できれば、DIY等でかなり幅が広がるかと思いますので、是非御参考に頂ければ、幸いです ^^) _旦~~
以上
ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました。
Special Thanks to YOU!
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