本ページではFusion360の スケッチツールの「作成」>[スロット] について解説していきたいと思います( ｀ー´)ノ
（Fusion360 マニュアルでは、「Fusion360」について各項目毎にページを分けて解説しております。知りたい項目に応じて、各記事ページを御参照下さいm(_ _)m）
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※本記事は、windows版 「Fusion 360 2.0.16976 x86_64」バージョンでの内容となります。
スロットツールについて
スロットツールは長円を描く為のツールです。様々な長円の作り方が出来ます。長円モデルを作りたい時に使用するツールですね。(‘ω’)ノ
使用方法
下図のようにスケッチ画面より「作成」＞「スロット」により、使用できます。
※右クリックの項目は特にありません。
各ツール解説
「スロット」には下記の５つのツールがありますので、1つずつツール内容について詳しく解説していきたいと思います。
直線状の長円は「中心合わせスロット」・「スロット全体」・「中心点スロット」、
円弧状の長円は「3点円弧スロット」・「中心点円弧スロット」 で各々描くことが出来ます。
中心合わせスロット
描きたい長円の円弧中心点2点（または長円の主軸寸法と角度を指定）と長円の幅位置（または長円の幅寸法の指定）を指定する事で長円を描くことが出来ます。長円の大まかな位置や寸法が決まっている時に使いやすいツールです。
スロット全体
描きたい長円の円弧の両端点2点（または長円の主軸寸法と角度を指定）と長円の幅位置（または長円の幅寸法の指定）を指定する事で長円を描くことが出来ます。長円の外径寸法が決まっている時に使いやすいツールです。
中心点スロット
描きたい長円の円弧中心点2点（または長円の主軸の半分の寸法と角度を指定）と長円の幅位置（または長円の幅寸法の指定）を指定する事で長円を描くことが出来ます。長円の大まかな位置や寸法が決まっている時に使いやすいツールです。
3点円弧スロット
描きたい長円の円弧の両端点2点（または長円の主軸寸法を指定）、円弧状の中心軸上1点、また長円の幅位置（または長円の幅寸法の指定）を指定する事で長円を描くことが出来ます。長円(円弧)が円弧半径の自由度が高く、大まかに決まっている時に使いやすいツールです。
中心点円弧スロット
描きたい長円の中心軸の中心点と端の円弧の中心点（または長円の中心軸の半径寸法を指定）、もう片方の円弧の中心点（または長円の中心軸の角度の指定）、また長円の幅位置（または長円の幅寸法の指定）を指定する事で長円を描くことが出来ます。長円(円弧)の中心位置が決まっている時に使いやすいツールです。
本ページはFusion360の項目では スケッチツールの「作成」>[スロット]のツール内容となります。
「作成」ツールの他のページも出来次第順次UPしていきますので、宜しくお願い致します。m(_ _)m
以上
ここまで読んで下さり、誠にありがとうございました。
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